ひとり歩きもやっぱりいいな(バンコク)
大都会バンコク(タイ)へ戻ってきました。
宿の物干し台からの風景。都会や〜。
ラオスから持ち込んだオヤツで朝ごはん
マンゴーと、パイナップルケーキ
本当はラオスから陸路移動してくるはずだったんだけど
なぜかどうしてもモチベーションがあがらず、
6000円以上するチケットをキャンセル
(返金不可)。
さらに9000円の飛行機を使ってしまいました。
金額的にはあり得ない…!(ノ_<)
でも、自分の中でなんかこうだったみたい。
昨日の夜にバンコク帰着。
ちょっと奥に入った所を歩くだけで別の街に来たみたいに感じる。
ど真ん中からやや中に入った下町風の地域にあるホステルにチェックイン。
空港にアクセスの良いRatchaprarop駅が最寄りです。
夜でも昼間みたいにネオンが照らす、日本の新宿以上にキラキラビカビカのバンコクしか見てなかったので、
少しネオンが少ないだけで印象がずいぶん違う。
これでもぜんぜんネオン少なめ。
下町感がある。
『H&M』ならぬ『A&T』発見。
オリジナルの服もある!(^◇^;)
何故かこの辺りはリトルインディア(印度人町)らしく、
印度人がよく歩いてるし、インドレストランが立ち並んでる。
ジャイナ教徒用レストランが…!!
日本には無いかも?
萌える!(いんど好き)
インド旅の懐かしい感覚が蘇るとともに。
知らない町を、
ひとりで歩いてる時の気分の良さ…
が、久々に蘇ってきた。(°_°)
ひとりで知らない町を歩いてる時の独特の開放感と心地よい緊張感。
そうそう、ひとりでインドを旅する時はこんな気分で歩いてたんだった。
旅のモチベーションが落ちてたのは、
ずーっと賑やかで、ひとりで落ち着いてゆっくりする時間がほぼなかったから、
別の意味で精神的に疲れがたまってたのかも知れない。
(日本でもひとりになれないと疲れるタチなので)
アタマが切り替わらないまま、疲れたまま、ビエンチャンへ慌ただしく向かうのが、精神的にできなかったんだろうなぁ…。
でも、ここ2日ひとりで居て
(ようやく)
一人旅のスイッチが入ってきた。
(とまったホステル。COOPhostelエアポートレールウェイに近くて便利。キレイだし、飲料水がFreeで助かる。
両隣がインドレストラン)
お金はかなり無駄にしちゃったけど、
この町に泊まって目的もなくぶらぶらして元気を取り戻せたのも、
タビノカミ(私のなかにいる旅神様)のお導きだったのかな。
ここがリトルインディアだったのも意味がある気がして。(どうでもいい下町なのですが。わざわざ来るとこじゃないし。たまたまだし。)
これからムスリムの国イランに行くわけだけど、
《インシャーアラー(それは神様が決める事だから)》
な感覚ってきっとこんな感じ?
お腹が空いた。
でも、インド料理はレストラン価格。
やっぱりタイの屋台メシの方が安いし、
イランはパキスタンの隣だからそっち方面に今から向かうわけだし。
イランにはプロフ(イラン式炊き込み御飯)があるらしいし。
ビリヤニはやめとこう…。
でもお腹すいたよー。
ラオスは麺と餅米が多かったから、タイのパラパラライスが食べたいな。
そうこう考えて歩いてるうちに、見知った賑やかな通りに出てきました。
屋台メシ通りだ!
)
同じ値段なので蒸し鶏ハーフ&フライドチキンハーフのせ。
タイ料理といえばカオマンガイ〜!
ピンクのカオマンガイが有名だけど、わたしはあんまり違いはわからん!
どっちもウマイ。
ピンクの店はいつも満員だけど、緑の店はガラすきで、落ち着いて食えるのがいいねw
あぁー、ひとりで食べるご飯って美味しい!(^◇^)
そうなの!!!
みんなで食べるご飯も美味しいけど、わたしはやっぱり孤独のグルメも大好きなの。
味がよくわかるってことは食事を楽しめてるってこと。
黙々とだまって食べてるうちに、だんだんテンションが上がってくる。
バンコクも主なところは仲間たちと見ちゃったから、
いま一人でどうでもいい場所をぶらつく余裕があるんだな。
そして、一人旅って、なんかこういうことだった。
そうだった。
本当にわたしはゆっくりペースだな〜。
時間もお金も、ちょっとそのぶんかかるけど
でも、自分のペースに正直に動くこと、
こういうのが贅沢じゃないか!
前向きな気持ちで眠りにつき、目覚めると、
巨大すぎて苦手意識のあったバンコクの街に初めて親しみが持てました。
なんだか、何もしてないようでいて、
いま自分で英気を養っている実感
元気になっていく自分を
客観的に、主観的に、しみじみ感じる。
明日の夜にはようやく東南アジアを出ます。