転がり続けるマトリョーシカ“ninaの旅ブログ”

3ヶ月に一度は日本に帰りたいパッカー。じわじわ世界一周する気。インドとロシアがお気に入りの三十路半ばの♀。

4年ぶりのラオス(中国人が乱開発?)

さばぃでぃー。


しばらく投稿できていませんでしたが、

いまラオスで元気にノンビリしています(^^)
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ラオスは織物がさかん。

チェンマイからバンコクへ移動した後、

ラオスルアンパバーンまで飛行機で飛びました。

4年前にアジア周遊をやった時以来、ルアンパバーンは2回目。
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ゆったりとしたメコン川の流れる穏やかな国です。

緑が多くて、暑いけど最高に暑くなるのはこれからだから4月はちょっとまだ朝夕は涼しくてベストシーズン。(^o^)
しかも、観光客は少ないシーズンらしい。(^o^)

最高に暑くなる頃『ピーマイ ラーオ』ことラオスのお正月(ハイパーな水かけ祭り)なので、それまでのちょっとした静かな時期なのかな。
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ルアンパバーンはさほど大きな街ではないし、
ラオスは派手なお国柄ではないので(南国だからカラフルだけど)

2回目の訪問を楽しめるかは、実はちょっと不安でした。



旅人的には、ラオスは移動費や観光にかかる費用がなにかと案外、高めな事とかもあって…。(^◇^;)
費用の事はパッカーならどうしても気になる。
(我ながらあまり節約の上手なバックパッカーではないしなぁ。欲しいものはすぐ買うし。)

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ラオスはタイと大体同じ感じだよね〜』って言っていた人の言葉を妙に気にしてたりして。

だけど、来てみたら、

タイとラオス、やっぱり違いますね!

国が違うからと言うより、地方色として違うのかな?

でも、やっぱり国としての特色も違うと思う。

タイの挨拶 ありがとう「コップンカー」は

ラオスでは「コブチャーイ」。

タイの挨拶こんにちは「サバディカー」は

ラオスでは「サバィディー」。

(ちなみに「コブチャーイ」てお礼言うと「ライライ〜✋?」って返されるって事に今回気付いた)

酸っぱ辛かったタイ料理に比べて、

ラオス料理はそこまで辛くないしミントやフェンネルの優しい香りのハーブが料理に入ってる。
スパイシーさより爽やかな香り重視って感じ。

タイ料理とベトナム料理の中間な印象。

人の顔立ちや印象も、民族が色々いるとは言え、何となく違う。
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仏像のデザインもタイで見たのとはまた違う。やたらアタマがピーン!と尖らせてあるし、表情も違うな。
前に見たカンボジアの仏像とも違う。

前回は初めてだったし、年に一度の特別なラオス正月真っ只中にきたせいもあって、全体的に賑やかだった。

それよりローシーズンのいまは、些細な細やかなところに目が向いて、また違った発見があるから、

楽しい(^^)

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ちょうど学生時代からの友人が家族連れでラオスに遊びに来ていて、
ずっと一緒に行動していたから、余計リラックスムード。

穏やかなムード、気心知れた友達とその子供達も一緒。

2回目だと帰ってきたような気分もあって、前の旅の記憶が蘇り、懐かしい気持ち。

飽きる間もなく、竜宮城のようにルアンパバーンでの日々は流れていきます。

だけど今日からはまた一人旅に戻ります!

ゆるみっぱなしだったから、

きをひきしめないとー!

バンコクでもよく知った人達とワイワイ過ごしてたから、10日ぶりくらいに急にひとりにされると弱気になってる。

日本に帰っていく皆んなが羨ましいような………??

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ひとりでラオスコピ(Coffee)飲んでせつない。

イカン、イカン!!(ノ_<)

旅の本番はこの後のシルクロード
東南アジア旅は前奏の筈なのに!
妙に弱気になってる。


きをひきしめないとー!

4年ぶりにラオスに来て感じた変化もある。

どんどん観光地として人気が出てきて、観光スポットが前より整備されてたり、

あと、中国系企業の進出がとても目につく。

4年前にわたしは、アジア周遊の途中にここらに来たんだけど、
中国の昆明からバスにのって、山の国境を越えてラオスに入ったんだった。

あの頃は国境付近までは中国の香りがしてたけど、ルアンパバーンはそうでもなかった。

印象として欧米人や日本人はたくさんラオス観光してたけど、中国の人々はラオスみたいな田舎の国に興味なさそうだった。

だけど今では中国人観光客が何処にもたくさんいるし、観光客相手の中華料理店が目立つ。

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そもそも漢字表記がこんなになかった。

建設中のホテルなども中国系企業か多く関わっていそう。

もちろん、そうやってラオスが人気になってどんどん開発されて開けていくのは自然な成り行きだとは思うのだけど…。


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見ていて、どうも乱開発されてる感じを、素人ながら感じてしまうのだった。

ひとりになった事だし

そろそろ、ルアンパバーンから出ないとと思って宿のスタッフに

ルアンパバーンから首都のビエンチャンまで行って、その後タイのバンコクへ行くんだけど安くていい方法はどんな感じでしょう?』

とたずねると

『夜行バスがありますけどね、……(間があって)先週くらいに長距離バスで大きな問題があった事は知っていますか?』

彼の口から『シューティング』という単語が聞こえたので

『えっ?!バス銃撃?!!』

と聞き返すと彼は渋い顔でうなづいた。

『いまは移動は気を付けた方がいいですよ。
過激派のソルジャーがあちこちで問題を起こしていますから。
しばらくすれば、すぐに落ち着くとは思うんですけどね、いまはこないだ銃撃があったばかりだから。
飛行機で飛んでもいいんじゃないですか?
旅は安全が第一ですよね…。(´・_・`)」

と言われてしまった。

確かにバス移動と飛行機ではバンコクまで2000円〜3000円ほどの違い。

陸路だと寝台バスで2泊3日かかるから体力的にハードだし、途中のメシ代なんかもかかる。同じとこへ向かうならいっそ飛行機でもいいくらいかな。
(ただ、お金で買えない面白い発見や出会いがあるのは陸路の方でバックパッカーはこれが醍醐味でもある。それに、貧乏旅行の2000円3000円はかなり大きい。日本でだってバイトで三千円稼ごうと思えばそれなりに頑張る必要ある事だし)

でも、2,000円以内でばんばん国内線が飛んでるタイやマレーシアと違って、ラオスは一万円弱どうしてもかかるから、高いんだよねぇ〜!
バス移動でも6千円はみといたほうがいい感じ。


それにしてもバスをソルジャーが銃撃って何事?
タイとの国境付近とかで揉めてるの?

宿スタッフとの会話ではそれ以上聞けなかったのと、わたしの英語はぜんぜんなので

ネットで検索してみた。

ちゃんと日本語のニュースで

ラオスで中国人への襲撃相次ぐ 中国企業の乱開発に反感か バス銃撃され6人負傷》

というニュースが目に飛び込んできて、

『あぁ〜…もうそんな事になってるんだ…』

と一気にブルーな気分に。

ラオス人を中国系企業が暴力で脅して働かせたり、無理な開発をしているらしい。それが反感を買った事が原因ではという事らしい。

ただニュースとして聞くのと、いま自分がこれから移動しようとしてるところでそうなっていると思うのとではリアリテイがぜんぜん違う。
生々しく怖いと思う。

なんで、すぐに力で言うこと聞かせようとするのかなぁ。

本当に協力して開発してほしいよ。かえって揉め事になって、誰も得をしないのに…。


昨日、観光移動中にたびたび目に付いた景色。
山の畑を切り開いて大きな施設が建設途中だった、そこに中国系企業らしい漢字の表記が大きくあったのがが思い出される。


怖いし、腹がたつ。

ただ、バスが銃撃されたのはかなり北部で中国からきた、ほぼ中国人が乗っているのが確実に解ってるバスであろう。(推測)
ヨーロピアンなどが多く乗る南部行きのツーリストバスが狙われる可能性はかなり低いのではなかろうか。


色々調べて、幾つか旅行会社を訪ねて、
結局わたしはバスで移動してもいいかな、と思い始めた。


ただ、暑さに弱いわたしは、あと2日南部へ向かって太陽の下を移動する時のめんどくささや
(夜行移動なので日中は灼熱の街で出歩かないといけない。それがめんどい。)
この中国人との対立のニュースと、
更にひとりになった心細さで、どうにもあと2日の移動続きがおっくうで……

中々気持ちが、イキイキと張り切った旅人モードへ切り替わらなかった。


中国は3回行ってるし、すごいと思うし、昔はすごく豊かな文化を持ってたし、尊敬したいのに、なかなか出来ないよ〜。

いまの中国にはあまり心の豊かさや文化の豊かさを感じられない。本当に全てしまったの?

インドやロシアは問題もたくさんあるけれど、だからこそ苦しみを慰める文化や苦労を知ってる人の心の深みを垣間見る瞬間が多々あった。


旅の間で、親切にしてくれた中国の人は居たし、中国の文化はわたしは本当はすごく興味があるんだけど(3回行ってまた行きたいし、中国語解ったらいいなと思うし)

でもそれを隔たせる人や問題が多過ぎるよーー。
しかもそれが年々酷くなっていくような気がする。
気がする、というより実感する。



でも、中国の人々は人生の切なさや哀しさをどうやって慰めたり、癒してるんだろうか。

人を抑えつけたり痛めつけて奪ったりしたもので心が満足するだろうか。
(どこの国もそうだけど)


それは文化や芸術であったり、ひとの苦しみを慮る心の奥行きでしかないと思うんだけどなぁ…。


改めて、

お金や暴力には力があるけれど、
(力がありすぎる)

いちばん大事な事はそれでは手に入らないんだな、、、と思わされました。

今後のラオスがどうなっていくのか、今回来た事で、
少しは他人事ではなくなった気持ちです。

何が出来るわけじゃないけどこの『少しは他人事ではないと思うようになった気持ち』が大事なんだと、思いたい。