転がり続けるマトリョーシカ“ninaの旅ブログ”

3ヶ月に一度は日本に帰りたいパッカー。じわじわ世界一周する気。インドとロシアがお気に入りの三十路半ばの♀。

カレン族の村でホームステイ観光




田舎のメーソンホーンに来たのは、
この辺りも少数民族の多い土地だということで、

街のチェンマイから外人10人ぐらいでまとまっていくツアーより、

メーソンホーンまで行けば、現地人のバイクタクシーで少数民族村まで行けるのではと踏んだからでした。

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メーソンホーンは湖を囲んで何件か宿は充実してます。

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何軒かあるので予約なしで行っても宿には不自由しない。

メーソンホーンのバスターミナルへ長距離バスが到着すると、

バスを待ち構えてた
一台のトゥクトゥクさんがやってきて

『やぁ、いらっしゃい。
お望みの宿のあたりまで連れてくよー』

と声をかけてきます。

トゥクトゥク何台も待ち構えてるんじゃなくて


一台しかいないので、他に選択肢がない(笑)

同じバスに乗っていた唯一のツーリストのフランス人の一人旅のおじさんと

『あんたたち50バーツづつだしなね。
2人で100バーツ。
さぁ、のったのった!!』

と流れ作業的にトゥクトゥクに乗り込みます。

小さな街だからこの距離で100バーツもするか?と

チラッと思いましたが最初だからね仕方ないね。
(^◇^)こんなもんでしょー

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そして例の1泊450円の『ジョニーハウス』。

案の定、店のニイちゃんが

「首長族とか、モン族とかの村へ行きたいか?オレがバイクタクシーで連れてってやるよ」

と言ってきた。

うむ。
プライベートツアーだね。

集団行動の苦手なわたしはこっちの方がまだいいな。

値段も、チェンマイからメジャーなツアーに参加するのと変わらない。

それで貸切なら申し込む価値はある。

「ねぇねぇ、ついでに民族のお家にホームステイ出来ないかな?」

「俺の親類にカレン族がいるから、カレンの村になら泊まれるよ
カレン族っても“首長”じゃないカレン族だけどな。」

カレン族ミャンマーからきた少数民族で、その一部は“首長族”として有名なあの人たちなんである。

そして、首長族の村も、タイ北部のあちこちに点在してる。

メーソンホーンにはその内のひとつがあるんだね。

『首長族の家には泊まれるの?』

『うーん、泊まれるけど500バーツするぞ。ただのカレン族村なら知り合いだから300バーツだけどな。
まあ、家はどっちも同じようなもんだよ。
首長族のは高いけど』

首長族はたかいんだ(笑)

と言うわけで、

バイクタクシー1日ツアー➕ホームステイ

民俗村を何箇所か回って、ミャンマー国境まで行き、その後カレン族村へお泊まり。


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観光の目玉。首長族さんにも会いましたよ。

しめて1500バーツなり。

チェンマイからの団体ツアーと値段は変わらない。

ただ、それでも合計で4500円くらいするので、
今のわたしには結構な金額ではあるけど、こんなトコにわざわざ来ないと経験できないし。

ジョニーハウスの一泊が150バーツ(450円)でカレン族村はご飯付きで300バーツ(900円)。

普通の綺麗なドミに600円くらいで泊まれることを思えば、やっぱりホームステイは観光プライスだけど、

人のお宅に面白半分で泊めてもらうのだから仕方ない(^◇^;)

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この日のホームステイはこんな感じでした。

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そんなところで火を焚いて大丈夫なん?
てところで煮炊きしてる。
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キッチンのすぐ横でニワトリ飼ってるし!!
床がすけすけで地面見えてるし!

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ウチの中で産みたてたまご!!

高床式のこのお家で泊まりました。

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その日の晩ご飯と
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翌朝の朝食は

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ほぼほぼ、同じメニューでした。(笑)

タケノコと生姜のスープ

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それと卵焼き。

翌朝はフキのスープと卵焼き
(産みたてたまごこ卵焼き美味しかったけど必ずカラが入ってた…)

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この一人分のお膳、ミニちゃぶ台みたいのが可愛い。欲しいなー。

スープはチキンが基本出汁。

マキで炊いたお風呂は柔らかいというけど、
ヤカンをマキで炊いたお湯だからか、お茶のお湯が柔らかだった気がします。
でもご飯は炊飯器だった。
人様のうちに文句言えないけど…なんかおしい!あのマキで炊いたご飯食べたかったよー



『お客様だから』ってことで

家族とは別に運んできてくれたんだけど

別の部屋で家族は食事してたので

その様子が見れなかったのは少し残念でした。

その後すこしその家の子供と遊んだりしたけど

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元々、すごく子供好きなわけでもないし、(^◇^;)

わりとすぐお互い飽きてしまう。

大人たちは夜は買い出し?かみんなして
何処かに行ってしまったので

置いてきぼり感……
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カレン村の夕暮れ


夕方以後はヒマなので


あと、昼間はバイクタクシーであちこちに行って疲れてたので


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もうさっさと寝ることにしました。


翌朝の7:00まで12時間爆睡。


いやーよく寝たね。

その後のチェンマイまでの移動でまた寝るんだけどね。

村の様子


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大阪の民俗学博物のなかにリアルにいるようで

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こんな感じの民泊はネパール、ブータンでもさせて頂いた事があり、
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村の犬ども。飼い犬なので懐っこい。
(外には怖い野犬もいる)

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村のピヨ子ども。なぜカラーヒヨコ?

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面白かったけど、

だいたいわかった気がするので、

今後はわざわざ申し込んで泊まるのはいいかなーって感じです。
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たっぷりおもてなしして欲しい!ってほどでもないけど

ほぼほぼ、部屋を借りただけで、村の人からはほったらかしだったので、

どうしていいかわかんなかったです(^◇^;)

向こうも言葉通じないしどうすることもできなかったのかもしれないけど

なんかもう少し打ち解けて家族の様子を見せて欲しかったなー。
わたしも積極的ではなかったしね。

しかしよく寝れたわ(笑)

風邪もひいてたし、疲れてたし。
村の人に風邪をうつしてないと良いのですが。わたしは翌朝から鼻水と咳が出てましたすいません。

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ちょっと話しした村の人。


普段着として民族衣装を着ている人は半々くらいかな。

でも異常に観光ズレしてるわけではなく、コッチが困るということでもなく、

皆さん良い意味で普通で

本当に素朴な村の暮らしにお邪魔できて良かったです。

誰が友達と行くほうが間が持つのかもしれない…。

そして、団体ツアーにはやはり申し込まなくて良かったと思う。