転がり続けるマトリョーシカ“ninaの旅ブログ”

3ヶ月に一度は日本に帰りたいパッカー。じわじわ世界一周する気。インドとロシアがお気に入りの三十路半ばの♀。

メーソンホーンまで移動(ワープ)

2泊したチェンマイを出ることにしました。

今日のお宿はこんなところ。

シングル利用で一泊450円。

メーソンホーンという町 一気に田舎にきました。 宿代安いなぁ。値切るまでもなく言い値で泊まってしまいました。

勿論シャワーは外付け共用ですがちゃんとお湯も出るし水も勢いあった。

でも、チェンマイの乙女チック宿を卒業してから

一気にバックパッカー指数がだだあがりしました。

小屋みたいな部屋にいます。

この町でいちばん賑わう屋台の多い通り。

スーパーマーケットはありません。 市場です。(でも立派な市場)

でもセブンイレブンはあります。 (完全に普通のコンビニです。品ぞろえもいいし)

ここはメーソンホーンという田舎町です。 ミャンマーラオスの国境に近い『ゴールデントライアングル』と言われる地域のすぐそばです。 昔は麻薬の栽培で有名だった地域らしいです。

チェンマイからバスで6・5時間。

以前は8・5時間かかったらしい。

チェンマイバスターミナル↑

メジャーな地域にはおっきい立派なVIPバスが出てますが

わたしが乗るのは待合ベンチの向こうに停まってる、バスっていうより、10人程度のりのバン。 これで6時間以上の移動…

乗り込みました。

それなりに時間がかかるし、移動だけで日が潰れちゃうし

チェンマイ周辺にはもっと近くてメジャーなのどかな町があるので、

わざわざメーソンホーンまで行くのは今回は諦めようかと思ってました。

わりと早い段階で一度は外したんですが

ガイドブックを観ていて、いちばん自分が好きそうだったのはここだったんですよね…。

入国したことのない国、ミャンマー国境の事が気になってたこともあります。

昔のガイドブックでは8時間以上かかるとあったのでこれでも道が整備されたらしい。 それでもぐねぐねカーブの山道が続くので酔い止めがあったほうが良いときき、あらかじめ飲んでおきました。

あとはもう、乗り込んでからは

必殺忍法 爆睡の術

を使い、時空をワープしましたので

案外、時間と激しい揺れは苦になりませんでした。

今回もバスは相当揺れてて

何度もこめかみや頭部を窓ガラスや天井にゴッツゴツに強打したのですが

それでも寝てました。

旅行中、移動しか出来ない日ってままあるのですが

そういう時は車窓からの風景が観光だと思って…る

筈がいつも、長距離バスに乗るとわたしはすぐ爆睡してしまいます。 景色観てないじゃん!

途中、バックパッカーに超有名な観光地パーイを通った筈なんですが、爆睡の術中で観てません。

目が覚めたらトイレ休憩の小さな町はこんな景色でした。

うわー田舎にきたなー。

車窓の景色は何となく見覚えがある感じ。

中国の雲南省の山道や、ラオスの山道の移動で観てた景色。

ラオスの国境に近づいてるので、まあその通り何だろうね。

あやしげな田舎のシロップジュース屋さん…

奥に見える金魚鉢みたいな入れ物には色とりどりの粉のジュースが入ってる。 昭和か?

たどり着いたメーソンホーンは小さい町ですがそれなりにゲストハウスがポツポツとあり、

ツーリスト対応できてる感じ。 コンビニもあるしな。

今日のお宿。『ジョニーハウス』

安くて、近隣のツアーも案内してくれるので、決めました。

けっこう日本人来てるらしい。

目の前には湖(人口池?)があって

何となく、ネパールのポカラを思い出します。 チェンマイカトマンドゥで、ここはポカラって感じ。

みんなこんなところまで何しに来るのかなぁ。 わたしもだけど。

今日の麺。

おじさんが売ってる丸いものがどう見てもたこ焼き!

食べてみてもほぼ完全にたこ焼きでした。すっごくまん丸。

中身はイカと、かにかまでした。

ソーセージだと思って買ったら、

ご飯と春雨を甘辛くして豚の腸に詰めたものでした。 なんか、むちむちっとしてて、中身は肉じゃないのに豚臭くて 最初は気持ち悪い食感だったけど、食べちゃった。

そのあと、シャワーを浴びて

夜の湖に映るミャンマー式寺院を眺めながらコンビニで買ったビールを飲みました。

ビール呑みたかったからいいけど、 ビアチャンあんまり美味しくないなぁ…。次は違う銘柄にしよ。