転がり続けるマトリョーシカ“ninaの旅ブログ”

3ヶ月に一度は日本に帰りたいパッカー。じわじわ世界一周する気。インドとロシアがお気に入りの三十路半ばの♀。

я думаю что…(°_°)

モスクワで8泊した後、気分を変えようと行ってきた

一泊二日のスーズダリ&ウラジーミル。


たった一泊二日だったのに、ずいぶん長く感じました。

モスクワでの一週間はあっという間だったのに。



やっぱり片道四時間バスに乗ったり(渋滞したのでそのくらいかかった)、
チケット売り場で慣れないやり取りなんかすると、

“旅感”あるし、

また知らないうちに疲れもするみたい。

もうわたしも多少、旅慣れたつもりであっても、

なんか調子とか精神的なものですぐ揺らぐもので

切符の窓口で言いたい事が伝わらなくて


『何言ってるのかわからん!あっち行け!!』

みたいに素っ気なくされると心折れるし、



バスの道は白樺の紅葉がきれいでした


ウラジミールでは

教会へ向かう、人通りの少ない道で

なんか朝から

酔っ払ってるおじさんに

『道案内してやる!』ってくっついて歩いて来られるし

(大きな害はなくてただ絡んできただけだけど…(´・_・`))

モスクワに帰ってきた時は

“はぁー。(。-_-。)”

って感じだった。

わたしってこんなもんか…も少し気力が無かったかな。

宿に夜9時に着いたけど夜中みたいな気分で(ロシアの夜は街中以外は暗いのだ)

そしたら、宿の女将さんが




『あら、お帰り〜(^^)

いま、ボルシチ出来たのよ!

食べてよ。』

お手製の本式ボルシチ!お袋の味

って。


うぅ、偶然とはいえこのタイミングは心癒されました〜!(T_T)



おかみさーん!!スパシーバ〜。

コンソメじゃなくて、牛骨で出汁とった本格的なやつw

モスクワの宿の女将さんが本当にいい人で、

救われてます。
(旅の神ありがとう!)



長居してる現地の人が多くて
(旅中じゃなくて、アパート借りれない人が沢山いる)

何となくロシアのホステルって住んでる人達の家族的なムードあるんだよね。
(ごちゃごちゃしてるから盗難には気をつけるべき雰囲気だけど)

同じ部屋の妙ににこやかなオバちゃんが、

何だろうと思ったら

毎日しきりに“アムウェイ”勧めてくるのが難だけど(^^;;

(あたくしロシア語わからない〜ってかわしてるけど。

と、いうか、いくらにこやかでも下心?のある人のにこやかさって、初対面からなんかあんまり感じが良くない…気持ち良くないんだよな…そういうのって、わかっちゃう。
その点、宿の女将さんは最初からちゃんとした人に見えた。

そういう感って旅だと本当に大事というか、それしか頼りにならないというか。



帰りの車窓から。なんでもない夕暮れの空がとてもきれいだった。

ロシアに着いて最初の興奮も落ち着き、

少しボンヤリ気味、


休みたいような、まだ物足りないような。

そして少し風邪気味。

(気をつけてたんだけどなぁ。旅先の体調は精神的に影響大きいから。

いや、治す! )

移動ペースとか、天気予報とか体調とか考えた挙句、

遠出で無理してカザンまで行くのはやめました。

モスクワから直接ペテルブルクまで9時間の電車を予約した。

たぶん、今のところそれが一番いいし、“旅の神”の示すのもそっちかなと。


でも、カザン往復の長い列車での周りを観察する時間とか、

無駄に長い移動時間とか
(カザン→ペテルブルクは、飛行機なら2時間半だけど、電車で20時間以上かかる

そういう、旅っぽいことを捨てちゃったので少し、

残念な気持ちもある…(´・_・`)

ペテルブルクまでの9時間は夜だから寝るだけだし、

あまり周りを観察したり、

隣り合ったひとと多少話したりする感じでも無いだろな。

旅はたくさん移動して、面倒くさい事もしてナンボ!


みたいな旅人魂が(笑)。

あぁ、もっと遠くへ行きたい。
ここじゃなくて…

でもカザンは行かないし

もう決めたし〜(。-_-。)

ペテルブルクでは2回目だから更にのんびりするだけだし〜

滞在の増えたぶん、

モスクワではまだまだたっぷり至高の美術館巡りをするつもり。

今後ロシアに来る事があっても、モスクワでこれだけ時間かける事は無いだろうと思う。

それにしてもアレだねロシアの人ってあんまり

『ろしあよいとこ、一度はおいで』

って雰囲気じゃないんだよね。


愛国心はあついんだけど。
(その素っ気なさも味なんだけど)

何故かその向こう側を知りたいと、思わせるような。

(日記のタイトルにしたя думаю что…は訳すると“我思ふ…”て感じヤ・ドゥーマユ・シトォーと読みます。)

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