ゴーリキーの家の海月階段、おじさんに日本円をせがまれるの巻
本日は
ゴーリキーの家博物
プーキシン記念美術館〜そのヨーロッパコレクション館
の主にふたつに行ってきました。
この木曜日は美術館が夜間延長営業されるとのことで、
昼過ぎまで宿でごろん。
のんびりしてから出発〜。
朝ごはんはロシアパン、オートミールのミルク粥(カーシャという)、ニシンの甘酢漬け缶詰めとサワークリーム、紅茶。
スーパーで買ってきました。
あ、バターのように見えるのは例のハチミツです♡ミルク粥に入れるとトロけるウマさ。
出発したのは午後1時。
毎日アクティブに動いていては、長旅は身体がもちませんからね。
わたくしは、旅先では1日に拝見するところは2つ程度でいいとして、動いております。
外国だとただいるだけでも緊張するしエキサイティングだし、張り切り過ぎるとよくないと思って。
ゴーリキーの家は
ロシアン・アールヌーボーの内装デザイン。
不思議なデザインのクラゲ階段があるので有名です。
入館は無料ですが、撮影する人は300円ほど取られます。
無料なのでナメてましたが、ここは行く価値のあるとても素晴らしい館です。
でも写真にはこの館の素晴らしい雰囲気はうまく収められそうになかったので、わたしは撮影はがまんしました。
中に入れば広がる、素晴らしいロシアン・アールヌーボー!!
飴が糸を引くような優雅な曲線と、
蝋燭が溶ろけたようなミステリアスなヌーボーデザインの
大きなクラゲをあしらった階段。
クールで、シックで、艶かしい!!
(文豪としてのゴーリキーさんの偉業には寡聞にしてよく知りませぬ。)
あぁ、わたしもふんだんにお金があったら、
こんな素敵なお家が建てられるんでしょうか?
クラゲ階段だけでなく、応接間も書斎も寝室も、うっとりする設えでした。
ゴーリキーの家を出て
プーキシン記念美術館まで歩く途中に
救世主キリスト大聖堂
がありました。
とってもおっきい大聖堂。
写真ではわからないかもしれませんが、
この時、吹雪いてました。(^^;;
教会で見学ついでに暖をとります。。
たまたま、お祈りの時間が始まったので
さぁ見学させてもらおうと入り口に向かうと、
セキュリティの人に
『どこからきたの?チャイナ?
えっイポーニ(日本)かい。
日本のお土産ちょうだい!』
『はっ?なんで?』
『日本の、イエニー!イエニーをおくれ!』
『なんでやねん。
てか、なんやねんイエニーて?』
セキュリティのおじさんは
イエニー!
としきりに言って、オッケーサイン👌みたいに指で輪っかをつくる。
イエニーってなんだ。わかんないよ!
てかセキュリティ仕事しろwww
と半ば無視して教会に入ったけど、
あ、多分イエニーって、
日本のお金、日本円のことだ。
たぶん、世界的に珍しいらしい、穴の空いた五円玉が欲しかったのだろう。
そんなゼスチャーだったわ。
Иенて書いてイエニーっていうのかな?
でも、なんでいきなりあんたにせがまれるんや〜。
セキュリティ仕事しろっ。
何処かで親切にしてくれたロシア人になら喜んで差し上げるんだけど。
しばらくお祈りを見て、
斜め向かいの
プーキシン記念美術館へ参りました。
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ろ
日本人は寒くてもあんまり帽子被らないよね?冬の東京ではファッションだと思う。
でも、ロシアに来たら『帽子いるわ!』ってわかりました。