転がり続けるマトリョーシカ“ninaの旅ブログ”

3ヶ月に一度は日本に帰りたいパッカー。じわじわ世界一周する気。インドとロシアがお気に入りの三十路半ばの♀。

列車の切符を買いに行く冒険




チェンマイ2日目の朝。

f:id:namasutenina:20160325011717j:image

排気ガスでガサガサになった声で

宿のおネェさんに挨拶すると


『この後のご予定はきまってるの?(^^)』

と声をかけられる。

チェンマイの街なかだけだと勿体無いですよ。
この辺には少数民族の村もいっぱいあるしね。
よかったらツアーをご提案しますけど』

うん。
確かにガイドブックには、チェンマイ少数民族の村への拠点となる街で

ツアーに申し込めば山奥の

『電気も水道も無いような村で一泊ホームステイ』

出来るような事が書いてあり、何だか魅力的でいい感じがする。

チェンマイに実際くるまではわたしもけっこう少数民族の村に期待してたんだけど……

昨日、夜の街歩きのついでに、旅行会社で幾つかのツアープランを見せてもらった。

そして、どこの会社で申し込んでもだいたい内容は同じみたい。

その内容は

『早朝、ホテルまでお迎えにあがります!

まずはゾウさんに乗って山道を行きますよ(^o^)。

山の中には滝や川があって泳げますよ!
なんと温泉の川もありますよ!

レストランでのランチ付きです(ブッフェです)。

その後

首長族の村に行きます(^^)

その後アカ族の村で一泊します(^^)

翌朝村で朝食の後、お泊まりのホテルまでお送りします!

バラバラに行くより絶対効率良くてお得です〜!』

みたいな感じ。

そして、パンフレットには

ゾウさん🐘🐘🐘に乗ってピース✌️してたり、

川にイカダを浮かべてニコニコしてる

ヤングな白人バックパッカーの写真が…。

うーん、地味な三十路半ばの東洋人が1人で参加してこの

#︎⃣ウェーイ\(^o^)/

な感じに着いて行ける気がしない。

こういう東南アジアのお手軽ツアーには、実はわたしもベトナムで参加した事があるけれど

確かに安くて効率は良くても

どうしても、

どうしてか、どうしても

あんまり心に残らない。

やっぱり連れてかれる感じがイヤなのかな。

あと、例え選んだモノがどんなに不味くとも、

わたしは

食事は

自分で選んだモノを、

自分で選んだ時間に

食べたい!!!!(>人<;)

そして大概のブッフェは、不味い!!

うううん、ツアーに参加しても

得られるメリットより感じるストレスの方がほぼ間違いなく大きい。

一泊ぐらい民族村ホームステイ頼んでみようかなと思ってた気持ちは、パンフレットを説明されてるうちにみるみる萎んでた。


だから、宿のおネェさんに誘われたのも乗り気にはなれない。

『や、取り敢えず今日は28日のバンコク行きの列車のチケットを取りに行かなきゃいけないんです。
そのあとの事はまたあとで考えるわね。』

と言うと

スタッフのおネェさんは

『あら、列車の駅はちょっと町はずれですよぉ。
申し込んでくれればわたしが列車の切符を取っておいてあげます〜。
往復する時間と駅までの交通費と手間が勿体無いじゃ無いですかぁ。』

とおっしゃる。

うーん、そうか駅は遠いのか、

それでもわたしは

自分で列車の切符を取りたい。

例え手数料より駅までの交通費が高くても。

なんていうか、そういう手続きをひとつひとつ自分でやっていく事が、わかっていく事が、旅なんだよね、、、。

親切な誘いを振り切って、わたしは駅へのソンテウ(乗り合いタクシー)を捕まえた。

何台か値段を聞いて安くて親切そうなドライバーの車を選ぶ。
f:id:namasutenina:20160325005907j:image

自分で捕まえたソンテウが走り出すとそれだけでワクワクする。

f:id:namasutenina:20160325012253j:image

この赤いのがソンテウ
思えば、昨日は全部歩きで済ませてたからチェンマイソンテウに乗るのは初めて(^o^)

こういうひとつひとつが、旅なんだよね…

f:id:namasutenina:20160325010027j:image

地元の人にとっては取るに足ら無い事なんだろうけど。

列車の切符を買いに行くだけでも小さな冒険気分なんだ〜〜‼️

f:id:namasutenina:20160325010240j:image

トゥクトゥクの前座席がピンクのプラスチック椅子なのが、可愛いぞ。

旅するという事は

移動手段を積み重ねていくことなんだな。

『移動する』ってことなんだな。

移動しないと!

自分で、移動しないと!

って。

駅に着いた〜

f:id:namasutenina:20160325010215j:image

バンコクまでの夜行列車の切符は窓口で簡単に買えた。

受け付けのお姉さんは日本並みにしごく真面目で親切。

ずらずら行列に並ばなくても良いんだね!

インドやロシアで切符を買うのとは全然違った(笑)。

タイ人はあまり夜行列車は使わないらしく、列車はほぼほぼ、旅行者用らしいです。
売り切れも前日までならだいたい大丈夫らしい。

インドやロシアの列車とは違うんだね(^o^,)!

駅の周りにはたくさんレストランやコンビニもあるから

列車に乗り込む前にここらでゴハンを食べて

コンビニでオヤツを買おう。(^o^)

f:id:namasutenina:20160325010801j:image

オヤツの下見。寿司味チップス?!

おいしそうな、サ ソ ドイッチ(笑)

f:id:namasutenina:20160325010915j:image

こうやって移動の(ごはんの)事を考えるとイキイキと心が弾む。


f:id:namasutenina:20160325011021j:image

駅のホーム


f:id:namasutenina:20160325011045j:image

バンコク行きはバスもあるし、バスの方が安いらしいけど、

バスはよく荷物が盗難に遭うとかスリがいるとか聴くのと(スリは列車にもいるかもしれないが)

バンコクでは駅前のホテルのロビーで、日本からくる人達と待ち合わせ(^o^)なので

夜行列車にしました。

それに、夜行列車のほうがバスより旅情があるし。

うんうん。

やっぱりツアーより、自分で移動して、失敗しても良いから行き先も決めよう。

そう思いながら

駅から次の目的地へのソンテウを捕まえたのでした。

チェンマイ初日ナイトタイム散歩

チェンマイ初日つづき。


お昼寝休憩を挟んで、夕方から午後のお散歩へ出かけました。

f:id:namasutenina:20160324231859j:image

夕暮れ時のチェンマイ
水辺が涼しい。

f:id:namasutenina:20160324232029j:image

ターペー門。チェンマイのハチ公前的な場所。
旅行に来てきゃーきゃーはしゃいでるムスリム女子が可愛い。

ナイトマーケット(夜市)を目指します。


f:id:namasutenina:20160324232227j:image

ナイトマーケット。
縁日のような雰囲気は楽しいのですが

連なるお土産ものやは、だいたい売ってるものは同じで

ぜんぜん買い物ごころはくすぐられず…。

f:id:namasutenina:20160324232433j:image

布小物屋台の脇で寝ているおさなご。


f:id:namasutenina:20160324232531j:image

半地下のショッピングビルみたいのがあり

入ってみると、売り絵がたくさんありました。

f:id:namasutenina:20160324232647j:image

その場で描いてる実演販売。

f:id:namasutenina:20160324232720j:image

個性的な作品よりもインテリアとして有効な職人的な絵描きさん達だったので
(この線引きも難しいけれど…)
作品として惹かれたものはありませんでしたが、
コツコツ描いてる姿や、写真から描き起こす技術、
アクリル絵の具と油絵の具の匂いに、

しばし美大生だった頃の懐かしさをくすぐられました…。

コーナーの脇になぜか

《Free バナナ》とあり、

伯父さんに

『ほらっあんた、バナナあげるよ!』

とニコニコとバナナを手渡されました(^◇^;)?

『一本お食べ。ほれ、もうひとつカバンに入れときなっ(^o^)』

『こ、こっぷんかー(^◇^;)』

コップンカー、ありがとう。知ってる言葉なのに、

まだタイの初日だからか言うのが気恥ずかしくてもじもじしてしまう。

ボソボソと小声のタイ語でお礼を言ったわたしに、おじさんはニコニコと嬉しそうにうなづいてくれた。

こうして


よくわからないままバナナを二本貰いました。


その場で一本食べてみると


日本で食べるフィリピンバナナ(?)と違う、
小ぶりの割と酸味もあるこの辺のバナナの懐かしい味がしました。
ちょっとリンゴみたいな香りがする。

三年ほど前の東南アジア周遊でラオスにいた時、ゲストハウスの『バナナ食べ放題』サービスのお陰で

何時も何度となくおやつにバナナを食べてたなぁ〜

あぁ、いろいろ懐かしい。

(なぜかラオスの宿はこのFreeバナナサービスがあるとこが多い。タイやラオスじゃそんなにバナナは安いのかしら。貰ってばかりで買ったことないや)

バナナの後はマンゴーでも。。。

f:id:namasutenina:20160324233604j:image

タイ名物『もち米&完熟マンゴー』にトライ

屋台にしては、ちょっとオサレな屋台。

f:id:namasutenina:20160324233718j:image
愛想よく手際の良いオカマのおねーさん。
カメラ向けたらウッフン❤️てしてくれた。


満月を見上げながらマンゴーたべる。

マンゴーは完熟でした。もち米との相性はわたしにはまだよくわからない。

f:id:namasutenina:20160324233850j:image

賑やかな夜市を、1人でぶらぶらしていると

飽きてくるのと、何処かぼわーんと虚しくなってくるので(←さみしいのかな?)

適当に切り上げて

宿に歩いて戻ることにする。


f:id:namasutenina:20160324234051j:image

日中は出てなかった食べ物屋台が並び始めてる。

おぉ。タイだなぁ。

フルーツ食はオヤツでご飯じゃなかった気がするので

パッタイ米粉の焼うどんみたいの)を食べることにする。

f:id:namasutenina:20160324234246j:image

フワフワの炒り卵と柔らかいチキンが美味しい。

隣の白人男性は焼き飯を食べていて
『これおかわり!でも卵は抜きにして。』

って。

あら卵おいしいのに。

ビールをストローで飲んでご機嫌。(^o^)
ビール29バーツ。100円弱か…。

焼うどんパッタイが50バーツ。

バンコクよりは安い気がするけど

ちょいちょい買い食いしてるとお小遣いが減ってくなぁ…。

(日本でタイ飯屋に行くことを考えれば安いけど、日本でも自分で焼きそば作れば100円かからないから…などと考えてしまうケチ。いちいち物価と小銭のことばかり考えるのは旅のあいだは習慣。バックパッカーはたぶん大方そうなんでは)

でも美味しかったし、買いたいお土産も無かったので

そのまま買い食いを続けることに。

f:id:namasutenina:20160324234702j:image

愛想のいいおじさんの呼び込みにつられて汁麺を頼む。

f:id:namasutenina:20160324235257j:image

これ美味しかった〜。

テーブルの上の調味料を適当にかけて食べる。

f:id:namasutenina:20160324235353j:image

バンコクでもこういうのよく食べてたけど、チェンマイの方が量もある。
(大食いなのでバンコクでは量が足らなかった)

パッタイと汁麺と両方食べたらさすがにお腹がいっぱい。


f:id:namasutenina:20160324235542j:image


まだまだ美味しそうな屋台がたくさんあるけれど


f:id:namasutenina:20160324235621j:image

夜の青果市場。

色々眺めながら宿に戻った。
f:id:namasutenina:20160325000219j:image

わたしの部屋のランプ。


夜中までお腹がぱんぱんで苦しかったので胃腸薬を飲む。

胃腸薬、日本から持ってきててよかった。

喉がいたく、咳の薬も飲んだり。

ロシアで貰った薬用のど飴を舐めたり。

部屋を加湿したり

ぐっすり眠れず

夜が長い。

1日が長い。

早くちゃんと休みたいんだけど…
(せっかくいい部屋とってるし)


まぁ、初日だからか興奮してるし疲れてもいるんだろうな。

1日がとても長く感じられる。

旅がはじまってる。


翌朝起きて、宿のレセプションのおネェさんに挨拶したら、

モ“ーニ“ン“〜( ´ ▽ ` )ノ

自分が超ハスキーボイスになっていてびっくり。

初日だけで相当排気ガス吸っちやったんだな〜。

空気が悪くて喉がまずやられるのも

海外に行くとよくあること。







チェンマイ初日、デイタイム散歩



チェックインして、シャワーを浴び

旅仕様の服装に着替えたらワクワクしてきた。

早速はじめてのチェンマイの街をお散歩。

f:id:namasutenina:20160324163410j:image


持ってる地図には昨日クアラルンプールで旅友達におすすめスポットを書き込んでもらってある(^o^)

それを気にしながらも気ままにぶらぶら。

f:id:namasutenina:20160324163542j:image

市場 魚の干物?
f:id:namasutenina:20160324163612j:image


表通りは交通量も多いけど

f:id:namasutenina:20160324163801j:image

少し内側に入ればのんびりした雰囲気。

f:id:namasutenina:20160324163930j:image

沖縄とインドの地方都市の中間みたいな雰囲気。

この感じなんか知ってる。

おみやげやさんや、ツーリスト向けのカフェが沢山あるけど、

不思議とうるさい感じはしない。



f:id:namasutenina:20160324164121j:image

幾つか川とか堀があって水の気配あるし
暑いけどアジアの気候を程よく感じるから嬉しい感じ。

わたし、過去に3ヶ月ほどかけて東南アジアを回ったんですけど、

個々に楽しい瞬間はあったものの、

『好きになれた街が結局ひとつもなかった』

んですよね(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)


それが、チェンマイにきて初めて

『いい感じかも』

『ここならひと月ほど暮らしてもいいかも』

と、思えました。

f:id:namasutenina:20160324164359j:image

お寺もバンコクラオスより何処か女性的な華やかさを感じる気がする。

f:id:namasutenina:20160324164502j:image

《観光》というモードではすぐ観終わってしまうかもだけど、

何にもせずにのんびりひと月ほど、

暮らそうと思えば暮らせるかも〜って。

そう思えた街は初めてなんですよ。(笑)

(インドは北なら灼熱でも湿度がなくて暑さがカラッとしてるから苦にならないんだろうなぁ。チェンマイは山だから涼しめなんだっけ?)

f:id:namasutenina:20160324164933j:image


f:id:namasutenina:20160324164652j:image
旅ともだちおすすめの店で人生初カオソーイにありつく。

f:id:namasutenina:20160324164747j:image

ベジタリアンレストランとはおもえないほどボリューミーな『bambooBee』のカオソーイ。
高菜みたいな酸っぱい漬物付きなのが美味しかった。

f:id:namasutenina:20160324165447j:image

わたしが東南アジア苦手意識があるのは

まずはその蒸し暑さ。

そして商魂のたくましすぎさ。

でも今の時期のチェンマイくらいならいける。

f:id:namasutenina:20160324165108j:image


歩いてて楽しいな

f:id:namasutenina:20160324165138j:image


だいたい街と地図と宿のの方向関係を把握して(わたしは酷い方向音痴)ホテルにただいま。

f:id:namasutenina:20160324165337j:image

夜のナイトマーケットまで休憩します。




旅のはじめは可愛いプチホテル


エアポートタクシーで宿にチェックイン。

旅行者の多いチェンマイには安宿が沢山ある(ありすぎるくらいある)ことは知っていたけど

旅のはじめはのんびり贅沢したかったので

乙女チックなプチホテルを予約してました。
一泊2400円くらい。
バンコクよりチェンマイは宿がだいぶ安い。
だからいいのだ。
日本だったらドミトリーにしか泊まれない値段で、
ぐりぐりに乙女チックな宿に泊まれるから、はじめくらいは良いんだー!

f:id:namasutenina:20160324155458j:image


ホテルのロビーにて。

『ハァーイ。うぇるかーむ。』

受付の方が早速オカマちゃんwww

タイ入りして喋った3人目のタイ人がすぐおネェさん。(最初の2人はタクシードライバーと入国審査官)

『サワディーカー!
まー日本から?おひとりで?
よくいらっしゃったわねー(^o^)。
日本といえば…ハラジュク、ダイソーよねー。
タイにもダイソーあるわよ。ダイソー大好きなの〜60バーツでお化粧品が何でも買えるんだもん🎵
はぁいこれ、あなたの鍵よ〜(^o^)』

って感じで受付完了。
まだ午前中でしたがチェックイン可能とのこと。

f:id:namasutenina:20160324155908j:image

『窓のないお部屋なのはご存知よね?』

って言うことで、一番安いシングルルームは窓なしでしたが、(予約時に了解済みです)

確かに窓があればもっと可愛かったけど

着替えの時とか外気にしなくて良いし

いつでも窓は閉めちゃう性格なので(笑)

別にいいのだ。

f:id:namasutenina:20160324160225j:image

嬉しいプライベートシャワールームandトイレ付き!
(長旅だとこの後はなかなかこうもいかない)

さくじつは宵越しの移動でお風呂に入ってなかったので早速シャワーを思い切り浴び(豊かなお湯がでる)

f:id:namasutenina:20160324160340j:image
(優しいお米の香りのオーガニックシャンプー。タイっぽいいいかおりにテンションあがる。)

さっぱり着替えて、休憩して街に出ました。

f:id:namasutenina:20160324160550j:image

ホテルの名前↑

マイルームの床タイル可愛い。
f:id:namasutenina:20160324160647j:image


ぶらぶらしてから戻って

疲れてたのでまたシャワーして横になる。


旅先ではありがちだけど


疲れて寝てるのに深くは眠れない。


なんども浅い夢をみて



空調もクーラーきくけど、しばしばゆるめたりつよめたり。

部屋の中は極度に乾燥してるのか


喉がどうもいたい。

喉がすごく乾いてなんどもロビーにお水を貰いに行くことに。

(やっぱり日本をでたときから風邪?!)


寝ぼけながら着てきた服を洗濯して

わざとゆるく絞って部屋干しして加湿。

ようやくマシになったみたい。

窓のある部屋なら窓を開けて自然な涼しさと湿気を入れられたのかも?

と思うも洗濯加湿をもっと早く気付くべきだったな。


夜中に寝付けずに読書。お洗濯。

朝方になって二度寝

2日目は朝早くから起きて遊ぼうと思ったけど


結果、かんぜんに朝ねぼうな朝ごはん。


でも、もう急ぐ気がしなーい(ー ー;)

f:id:namasutenina:20160324162036j:image

寝ぼけながらブランチタイムな朝ごはん。
宿代についてるコンチネンタル。
お味はまぁ、こんなもんですよねーって感じなので
(↑それでもこれがホテルぽくていいのだ)


明日こそは早起きして、地元の屋台の朝ごはんを食べようと思います。





チェンマイ・プロローグ

サワディーかー。

無事にチェンマイに着きました!


ホテルの屋上のミニテンプル。心なしか乙女チックなのがチェンマイスタイルな気がする…


旅の前はずっと緊張状態で

出発ぎりぎりまでテンパって、
あれこれ残り時間にしがみ付く様に作業をやっていたのですが


なんとかエアアジアに乗り込み

離陸してしばらくしたところで
『んっ?』
となり、トイレに行くと、
ずーっと遅れてて待っていた、生理が来てました。(^◇^;)

なかなか来なかったので出発まで体調もずーっとイマイチで…ただでさえバタバタしてるのに余計に落ち着かなかったのですが

ようやく生理来てくれてかえってホッとしたというか、
旅立てたので脳がホッとしたから生理が来たのか。


いきなりこんな話題ですみませんが。


『よーやく旅立てたのだな』

と身体の変調から実感したものです。
(しかもこの日は満月直前)


チェンマイまではマレーシアのクアラルンプールで飛行機乗り換え。

そのクアラルンプール行きの飛行機の中でなんと偶然にもインドで知りあった旅仲間に遭遇(笑)。

まぁ、関西発のアジア行きの安い航空券を探すとこのフライトになるのかも
知れないけれど、
日にちまで一緒だなんて!!!

深夜にクアラルンプールに着き
次の早朝のフライトまで長い8時間の乗り換え待ちも、

旅びと同士のお喋りであかせるとなると、

一気に気が楽になりました(^-^)。

深夜の空港であれこれ旅友達と近況報告や、これからの旅についてお喋り。

『旅することは間違ってないよね〜』

『もはや外国に“遊び”に行くっていうより“LIFE”何だよね〜』

『好きなことして生きたいよね〜』

『上手くいく気しかしない!』

みたいな旅好きトークでお互い励まされる。


旅の直前まであんなにナーバスになっていた身体が、心が、

ひとつひとつほぐれていきました。

旅のスイッチが入って、ワクワクしてくる。

『さぁさぁ旅にでて良いんだよ。

大丈夫だよ。

今回も楽しいよ〜』

そんな風に、ようやくいつもの

『タビノ神』の声が聞こえてきた気がしました。

ゴー!ゴー!

ダバイダバイ!ダバーイ!!(←ロシア語)

いま関空に向かっています!

新しい旅の始まりです!

(ロシア編が書きかけのまま…)

今回もまた転がり続けるマトリョーシカninaは旧ソ連圏を旅します。

ペルシアからシルクロードの国々を巡るよ!

だが、

その前に東南アジアにちょっと寄り道。

先ずは初めてのエアアジアに搭乗予定。
バックパッカーなのに今まで使ったコトのなかったエアアジア
(あぁ温かいお湯が有料だなんて…)


旅直前はいつも不安で

『旅慣れてるから大丈夫』って何?!

ナイナイナイナイ(ー ー;)

て感じです。

何か大事なモノやコトを忘れてるんじゃないか、

日本でやり残してるアレやコレ、

最小限が鉄則と知りつつ、心配でなかなか減らせない荷物…。

今回エアアジアなのに荷物大きいかも?!


旅はパスポートとお金があれば最低限なんとかなる。

今までも別段忘れ物で困ったコトないので

大丈夫なはずなんですが…

毎回馴染みのない、知らない国に行くので毎回、どうしていいかわからない。
(何回か行ってる国、インドなんかはまだ気持ちが楽だー)

出発前に帰った実家では家族全員が風邪ひきしてて

なんかわたしも伝染ってる感じがしないでもない(ー ー;)
パブロン飲んだよー旅先の病気嫌だよー。
なおる なおる なおる。(暗示)

いやむしろ風邪ひいてなんかない。


さくじつからモヤモヤソワソワしてて、

食欲もなく

眠たいのに睡眠不足。

あー!早く現地に着いちゃって


旅のワクワクに溺れたい(^◇^;)


飛行機に乗ってしまえば腹が決まるのだよなー

食欲もみなぎるのだよなー


それまではひな鳥(チキン)の様にふるえています。


先ずはクアラルンプール乗り換えのタイに入国予定。

降り立つのは『タイの白薔薇』と呼ばれる優雅な古都チェンマイ

待ってろチェンマイ!!!